わがやはI型LDKで、どーんとアイランドキッチンのある間取りです。キッチンはクリナップのステディア。フルフラットのステンレスワークトップにしました。
自分たちでも少々思い切った間取りに、住んでみるまで色々とデメリットを調べてはドキドキでした。
実際アイランドキッチンってどうなの?間取りの制限や使い勝手は?家づくり中は、とにかく分からないことだらけでした。
一年住んでみて
正直アイランドキッチンのイメージは、見た目がおしゃれだけど高いし場所をとる。モデルハウスで見るのは素敵だけど、実際に生活するのは現実的じゃないかも…。
実際に「できそうじゃない…?」と夫に言われるまで、アイランドキッチンを採用する予定はありませんでしたが、思い切って今の間取りに。
実際一年間生活してみて、住むまで考えていた不安はゼロでした◎
心配していたデメリットは?
目立ちすぎ?
「思い切り過ぎかな?」、「現実離れしてない?」と心配していたキッチン。
一年使ってみて、毎日大変満足しています!見た目もこだわったことで、比較的きれいを保ててます◎
お客さんには吹き抜けの次に「キッチンすごーい!」と言われます。でも見た目だけじゃなかった~!
キッチンは毎日使うし、やっぱり生活の中心。料理していてもリビングにいる家族とつながっているので、孤独感も全くないです。
アパートのキッチンは対面でしたが、コンロの前に壁があり、壁付けキッチンなので行き止まり。背後に迫る冷蔵庫…壁に囲まれた料理中の閉塞感が苦手でした。
実際に住んでみて、I型LDK+アイランドキッチンの間取りはわたしにぴったりでした!
見た目だけで利便性に欠ける?
一年住んでみて、利便性もすごく良いなと感じます。どの面からもキッチンが使えるので、余すことなくスペースを活用できる!
壁がないことでIH側のこのスペースも、料理中に人が立っていても使えるんです。
これが冷蔵庫がIHの後ろにあるわがやの間取りには、とっても合っていました。よくこのスペースでお茶をついだり、買ってきた冷蔵する食材を一時的に置いたり。とにかくよく使ってます。
ダイニングから冷蔵庫までの最短ルートなので、向かって左側の通路もよく使えて◎でした!
またわがやはセミ収納、セミカウンターキッチンにしたことで、何をするにもキッチンを使っています◎
幼稚園の検温カードなどちょっとした書き物はカウンターで。郵便物や書類もある程度広げて整理できるので、とにかく便利。初めて設置されたキッチンを見た時は「でっか!」と思ったけど、よかったです(笑)
丸見えで掃除が大変?
もちろん丸見えは丸見えです!!来客時は物を全てどかして掃除します!でも普段は家族しか見ないし、多少物が置いてあってもOKにしてます。(写真はだいぶ物が乗っている日のもの)
とにかくポイポイ物が置けてしまうので、常にきれいに!は相当頑張らないと無理。
でもどこからでも丸見えのおかげで、わたしは許容範囲内のきれいさを一年保てたなと感じます。
元々調味料や料理器具類は、出しておくと油が跳ねたり掃除が面倒なので、仕舞っておきたいタイプ。キッチンには物を常駐させたくない強い意志があったので、フルフラットにしました。
こればっかりはどこでまで許せるかなので難しいですが、手元が見えるのが嫌と言う方は腰壁があるタイプも◎
自分の使い方や好きな収納方法まで想像すると選びやすいですよ!
スペースが必要なため他に影響が出る?
両側の通路幅確保のため、横幅も広くとる必要があるアイランドキッチン。
わがやのI型LDKは、約4.5m×約7.3mの長方形です。
I型LDKの縦横の比率はだいぶ悩みましたが、通路幅を狭くすると利便性に欠けるので、わがやはアイランドキッチンを正面に見た横幅を5Pに。
1P(ポイント)は約910㎝なので、横幅は約4.5mになります。
通路幅は0.9〜1m程確保するとゆったり使えます。特に掃き出し窓側はカーテンが出てくるので、1mあってよかった!
しかしアイランドキッチンのために横幅をとったせいで、耐震強度を確保するための柱が出てきました。(4Pなら必要なかったようですが…!)
しかしこの柱一本でアイランドキッチンが採用できたと思えば、わがやは満足しています。
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水や汚れが飛びやすい?
水ハネ、汚れ飛び跳ね問題は、まっったく感じません!というのも、
この二点は相当大きいです。床は無垢材なので、キッチン回りはオプションであってもフロアタイルと決めていました。これが大大大正解!水や油汚れが染み込んでしまうことがないので、大変助かっています。
フロアタイルは、ハウスメーカーにオプションで施工してもらいました◎
採用したフロアタイルはこちらです。
またシンク横、IH横や前にスペースの余裕があることで、飛んだ水や汚れが床に散ってしまうこともほとんどないです。
特にシンク横のスペースは、真ん中の作業スペースを確保するため端に寄せこともできるようですが…
シンクの位置は別注等せず、幅に対して標準的な配置です。
始めは「シンクは寄せた方が広く使えたかな?」と後悔しかけていましたが、住んでみるとこのスペースが思いのほか便利!
特に家族がよく通る廊下的位置になるので、幼稚園のお弁当や水筒などの準備物など、何かと置けて便利です◎水ハネ以外の観点からも、あってよかった!
そしてカウンターキッチンにして奥行を確保したのも、水ハネや油汚れがキッチンのみに収まる要因の一つに。
どうせアイランドキッチンにするなら、とことんメインとして活用しよう!と色々つけたのがよかったです。
匂いは広がりやすい?
広がりやすいと感じます!アパートのキッチンはコンロ回りが壁に囲まれていたため、比較するとやはり匂いは広がります。
しかし例えIH側に壁があっても、ある程度料理の匂いがするのは仕方ないです。
24時間換気システムのおかげもあってか、ずーっと匂うということはありません。
と、よく言われてるので一応書きましたが個人的には「匂うからなに?」と思ってるので(笑)多少料理するんだから匂うの当たり前!特に不便はありません!◎
収納が少なくなる?
壁付けキッチンと比べると、例えばシンク上などに吊戸棚が作れない分、そうかもしれませんが…
カップボードがあるし、今はキッチン自体の収納力がすごいから、困ってません!もちろんキッチンの横幅やサイズにもよります。
キッチン背面は完全に見た目をとって飾り棚にしたくらいなので、収納には困ってないです!
住んで実感したデメリット
子供がいると危険?
アイランドキッチンは、本当にどこからでも侵入可能!
引き渡しされた一年前は3歳半だった息子は、比較的聞き分けが良い方。正直アイランドキッチンに侵入されて困ったことは一度もありませんでしたが、このたび今春に第二子を出産予定です。
ベビーゲートは二か所必要です。さらにアイランドキッチンの多くは、間取り的に安く済む突っ張り式が使えない可能性大。
アパートで使っていた、突っ張り式のベビーゲートは封印。おそらく上記のような置くだけのベビーゲートを新たに購入する必要がありそうです。
ベビーゲートを設置したら、レビューしようと思います◎
金額はやはり高い
住んでみて、というよりは後から金額を見て、改めて感じると言うか…(笑)
やはりアイランドキッチンにしたことでかかった金額を考えると、安易におすすめはできません。
金額や詳しい仕様についてまとめた記事がこちらです。
でもわがやは増額した分の価値があったと、住んで実感しています!
アイランドキッチンは最高だった
わがやの生活で、アイランドキッチンのデメリットはほとんどありませんでした!
このキッチンなしの生活は考えられない!たくさん考えてよかったです◎
まさにLDKの主役になれる、見た目も利便性も兼ね備えたアイランドキッチン。
思い切ってキッチンにお金をかける気持ちがある!アイランドキッチンを採用したい!と考えている方、超々おすすめです!